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特別編、千秋楽 [Studio Life]

今日から千秋楽シリーズが始まりました。
まずは、特別編。
4公演しかなかった特別編で、始めは1回しかチケットを取っていなかったのですが、
もう1度観たいと思い、千秋楽に行って来ました。

特別編は、コンパクトにサクサク進んで行く感じです。
機密文書云々がさらりと描かれているので、複雑な感じはなくストレートにアドルフの物語が入って来ます。
分かりやすいけれど、手塚さんが伝えたかったこともしっかりと伝えていて、
特別編は2つとはちょっと違うけど、とても良かったです。
藤波さんも若手とは思えない存在感のある、峠草平でした。
あと、いいなと思うのはナチス将校のショーン君。
ドイツ編の時は仲原さんがやっている役ですが、ショーンくんも負けずといいです。
言葉がはっきりと聞きやすいのもいいですね。

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峠草平、大活躍 [Studio Life]

原作の漫画を読んで予習(?)をして観劇しました。
手塚治虫さんのファンなので、本を買った頃に読み、
前回の公演の前にも読んでいたのですが、結構忘れていました。
お芝居の方も結構忘れていて・・・・・年のせいなのか、大丈夫か頭・・・・と少々心配でもあります。

で、原作を読んで思ったのが、狂言回しと言っている割には主人公のように大活躍の峠草平さん。
色々な人と係わり、重いテーマの中で3枚目の役も演じ、かなり酷い目にあっても元気に復活する。
主人公は死なないパターン。
舞台の峠さんも、まさにその通りでした。
曽世さんは体格こそ違っていますが、雰囲気がそのまま。
動きも漫画チックな所もあり、思わず笑ってしまう3枚目の部分もある。
そして存在感も抜群で、どっしり構えて舞台の真ん中にいる。
なんか凄いなーと、感心して観ています。
電気ショックのシーンや、走って逃げるシーンが動きでは印象的。
でも1番印象的なのは、由季江さんをおんぶして語る、空襲の描写のシーンです。
淡々と語るのに、その恐ろしさが伝わって来て、涙が出ます。
映像も一緒なので、余計に感じるのかも知れませんが。
空襲は恐ろしい。


あ、特別編の峠さんは、狂言回しに徹していて2枚目です。
アクションないですね。
でも、あの空襲を語るシーンは同じです。
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「アドルフに告ぐ」観劇 [Studio Life]

すでに折り返しを過ぎてしましましたが。
取り敢えず、1回ずつは観ました。
ドイツ編、日本編とあるのですが、頭の中では1つになっている感じがします。
より深く「アドルフに告ぐ」の世界が広がった気がします。
観ていて1番感じるのは『狂気』です。
狂っていなければ、あんな事は起こらないだろうと言う事が沢山あります。
まず、人の命を奪えるの狂気以外の何物でもない、と。
その狂気を生み出した物が、思想だったり政治だったり。
戦争=狂気です。

特別編はまたちょっと違った感情がありました。
それは2人のアドルフに焦点を当てていたからだと思います。
それは悲しさと虚しさ。
3編ともラストは同じで、子ども時代のシーンで終わりますが、
特別編の時が、1番悲しく感じます。
子どもの時は、あんなに心を通い合わせていたのに、と。
特別編は、高校生対象と言う事で、分かりやすさもあり、とてもいい感じです。

予定より観劇回数を増やしたので、もう少し「アドルフに告ぐ」の世界に入って色々と感じて来たいと思います。
そして、考えて行かなければと思います。


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