「今夜此処での一殷盛り」観劇

及川健さんの出演舞台です。
前に観た「墨を塗りつつ」と似た雰囲気ですが、今回はミステリ色が強かったです。
一人の人物と、消えた村の謎を解くと言う。
小さな村で起こった事件がその謎を解く鍵なのです。
探偵が登場するのですが、出掛けることもなく謎を解いてしまう安楽椅子探偵でした。
薄汚い様相は、金田一を意識したのかな。
探偵さんとは関係なく、その村を仕切るお婆の一家の様子が進行します。
お婆の一言で物事が決まってしまう、何とも言えない重苦しく暗い空気。
そんな逆らえない決まり事の中でも、なんとか愛する人のことを考えて、何とかしようとする。
そんなやるせ無い物語でした。

ストーリーの中で、ちょっとわかりづらい所があったのですが････
赤ちゃん取り換えの所で、あれっそれでは意味が･････もしかしてセリフ間違えなかった？
なんて思ったのですが、聞き違えたかな。
今回は１度の観劇だったので、確認しようがありませんでした。
謎のまま。
その他にも、ちょっとあったのですが、こういうストーリーは２度観ないと、かな。

及川さんはライフでは見ることが出来ない、普通の大人の人でした。
でも、痩せたのか、小さくなったみたい。
ＯＺの後、風邪が長引いたとも言っていたし、富姫もハードだったようなので。
しっかり栄養とって、元気に夏を乗り切って欲しいです。