「訪問者」トークショー 雪の日に [Studio Life]
司会は藤原啓児さん
トークショーのテーマは事前に倉田さんが、「この日は“雪の日に”にしましょう」と決めていた。
まさか、本当に雪になるとは。
でも、倉田はこういうところがあるんですよね、って。
テーマを持ってのトークショーで、始めに雪に付いて聞いたので、みんな同じかと思っていたら、そうでもなく、「訪問者」のことも聞けて、とてもよかったです。
仲原裕之 雪の想い出
始めてお芝居をした時(小学生?中学生?)、雪が降っていた。
篠田仁志 雪の想い出
デートに誘って食事をし告白しようか迷っていた時に、雪が降っているのを見て、
雪に背中を押されるように告白して、いい返事をもらった。
小林浩司 影絵で北海道をまわっている時のエピソード
今回自転車に乗る役だから、という事で自転車にまつわる話を。
北海道でも、貸し自転車があちこにある。
洞爺湖で、1周しようと思い立ち、自転車で1周した。
どれだけあるか全然分からずに始めたら、結構時間が掛かった。
どの位?
2時間くらいだったかなーと。
洞爺湖は1周40キロくらいだそうです。
船戸慎士 連鎖公演で、通して同じ役をするのは、船戸さんのミュラーが始めて。
そのことをどう思うか聞かれて・・・・。
あまり的を得た応えが返ってこなくて、よく覚えていないのですが・・・藤原さんも早々にもういいです、みたいに切り上げてしまったけど。
連鎖公演で、って言ってもまだ2回目でしょと逆に突っ込んでいた。
「訪問者」のミュラーは登場してから、次の登場まで時間があるので、その間どんなことを考えて生きて来たのか、とかいう事を考えた、とは言っていました。
吉田隆太 ヘラを演じて
「訪問者」を読んだ時は、いい話だと思った。
荒木とも話したのだけれど、読んだ印象と演じた時とこれほどギャップがあるのは始めて。
でも、演じて素直にいい話とは言えない。
ヘラがよく分からない。何故オスカーを産んだのか、そこから分からない。
倉田さんに聞いたら、ひとつだけアドバイスをもらった。
ヘラはクリスマスと結婚記念日にはケーキを焼くけれど、オスカーの誕生日には焼かないのよ、と。
それを聞いて、吉田さんはヒントを得たそうです。
ああ、そうなんだ。そんな風に物語を見ていくんだと、あらためて深さを感じました。
荒木さんも、オスカーはシュロッターベッツで幸せになるけれど、この時はそんなことは分からず、
お父さんもお母さんもいなくなって、すごく不安なんだと。
高根研一 グスタフを演じて
自分が演じる前は、駄目な人間だなと思っていた。
駄目な人間には変りはないのだけれど、グスタフもそれなりに頑張っていたんだと。
可愛いところをある奴なんだよ。
頑張っていた、って言うのは俺自身が頑張っているってことかな。
あまり動いていないんだけれど、すごく疲れる。
オスカーの首を締めた後も、立ち上がるのに、凄く力がいる。
ここで、ドイツの地図が映される。グスタフをオスカーが旅した地名が表示してある。
それを見ながら。
河内喜一郎 ドイツの色々な場所に行っている河内主宰、印象に残ったところは。
トーマの心臓を演じた後、倉田さんとその時の役者さんとカールスルーエに行った。
倉田さんと、役者さんという事は女性1人。
カールスルーエには勿論シュロッターベッツはなく、ギムナジウムもなかった。
小学校があったので、勝手にシュロッターベッツと見たてて、見学して来た。
授業中で、見慣れない東洋人がぞろぞろといるのを生徒が目を向けるけど、倉田はニコニコしながら、軽く会釈をして堂々と見て回って、男どもは後ろからこそこそと付いて行く感じ。
男は駄目だね。
倉田は、シュロッターベッツの雰囲気を満喫したようだけど、こちらはそれどころではなかった。
荒木健太朗 印象に残った場所。
グスタフから、学校へ行かないかと言われた、
その時、「僕はパパといると悪い子じゃなくなるんだ」と言う台詞。
オスカーがミュラー校長に「愛してるって、耳元で叫んでやる」と言う台詞があるけれど、
オスカーは「愛している」とグスタフに言えなかった。
その気持ちの表れが「僕はパパといると悪い子じゃなくなるんだ」だったのではないかと思う。
だから、今度は「愛している」と言おうとオスカーは思ったのだと思う。
そのシーンがあった所だから。
トークショーの終わりの合図は、
犬が「わんわん」と鳴いて、
高根グスタフが「シュミットのご飯の時間だ、行かなくては」と言う事でお開きに。
トークショーのテーマは事前に倉田さんが、「この日は“雪の日に”にしましょう」と決めていた。
まさか、本当に雪になるとは。
でも、倉田はこういうところがあるんですよね、って。
テーマを持ってのトークショーで、始めに雪に付いて聞いたので、みんな同じかと思っていたら、そうでもなく、「訪問者」のことも聞けて、とてもよかったです。
仲原裕之 雪の想い出
始めてお芝居をした時(小学生?中学生?)、雪が降っていた。
篠田仁志 雪の想い出
デートに誘って食事をし告白しようか迷っていた時に、雪が降っているのを見て、
雪に背中を押されるように告白して、いい返事をもらった。
小林浩司 影絵で北海道をまわっている時のエピソード
今回自転車に乗る役だから、という事で自転車にまつわる話を。
北海道でも、貸し自転車があちこにある。
洞爺湖で、1周しようと思い立ち、自転車で1周した。
どれだけあるか全然分からずに始めたら、結構時間が掛かった。
どの位?
2時間くらいだったかなーと。
洞爺湖は1周40キロくらいだそうです。
船戸慎士 連鎖公演で、通して同じ役をするのは、船戸さんのミュラーが始めて。
そのことをどう思うか聞かれて・・・・。
あまり的を得た応えが返ってこなくて、よく覚えていないのですが・・・藤原さんも早々にもういいです、みたいに切り上げてしまったけど。
連鎖公演で、って言ってもまだ2回目でしょと逆に突っ込んでいた。
「訪問者」のミュラーは登場してから、次の登場まで時間があるので、その間どんなことを考えて生きて来たのか、とかいう事を考えた、とは言っていました。
吉田隆太 ヘラを演じて
「訪問者」を読んだ時は、いい話だと思った。
荒木とも話したのだけれど、読んだ印象と演じた時とこれほどギャップがあるのは始めて。
でも、演じて素直にいい話とは言えない。
ヘラがよく分からない。何故オスカーを産んだのか、そこから分からない。
倉田さんに聞いたら、ひとつだけアドバイスをもらった。
ヘラはクリスマスと結婚記念日にはケーキを焼くけれど、オスカーの誕生日には焼かないのよ、と。
それを聞いて、吉田さんはヒントを得たそうです。
ああ、そうなんだ。そんな風に物語を見ていくんだと、あらためて深さを感じました。
荒木さんも、オスカーはシュロッターベッツで幸せになるけれど、この時はそんなことは分からず、
お父さんもお母さんもいなくなって、すごく不安なんだと。
高根研一 グスタフを演じて
自分が演じる前は、駄目な人間だなと思っていた。
駄目な人間には変りはないのだけれど、グスタフもそれなりに頑張っていたんだと。
可愛いところをある奴なんだよ。
頑張っていた、って言うのは俺自身が頑張っているってことかな。
あまり動いていないんだけれど、すごく疲れる。
オスカーの首を締めた後も、立ち上がるのに、凄く力がいる。
ここで、ドイツの地図が映される。グスタフをオスカーが旅した地名が表示してある。
それを見ながら。
河内喜一郎 ドイツの色々な場所に行っている河内主宰、印象に残ったところは。
トーマの心臓を演じた後、倉田さんとその時の役者さんとカールスルーエに行った。
倉田さんと、役者さんという事は女性1人。
カールスルーエには勿論シュロッターベッツはなく、ギムナジウムもなかった。
小学校があったので、勝手にシュロッターベッツと見たてて、見学して来た。
授業中で、見慣れない東洋人がぞろぞろといるのを生徒が目を向けるけど、倉田はニコニコしながら、軽く会釈をして堂々と見て回って、男どもは後ろからこそこそと付いて行く感じ。
男は駄目だね。
倉田は、シュロッターベッツの雰囲気を満喫したようだけど、こちらはそれどころではなかった。
荒木健太朗 印象に残った場所。
グスタフから、学校へ行かないかと言われた、
その時、「僕はパパといると悪い子じゃなくなるんだ」と言う台詞。
オスカーがミュラー校長に「愛してるって、耳元で叫んでやる」と言う台詞があるけれど、
オスカーは「愛している」とグスタフに言えなかった。
その気持ちの表れが「僕はパパといると悪い子じゃなくなるんだ」だったのではないかと思う。
だから、今度は「愛している」と言おうとオスカーは思ったのだと思う。
そのシーンがあった所だから。
トークショーの終わりの合図は、
犬が「わんわん」と鳴いて、
高根グスタフが「シュミットのご飯の時間だ、行かなくては」と言う事でお開きに。
2010-03-18 19:06
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