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「カリフォルニア物語」の感想 [Studio Life]

今更ですが・・・・・
結構、ライフらしい作品だったと思います。
「愛」と「少年の成長」の物語。
親子愛、兄弟愛、異性愛に同姓愛。友情は何愛っていうのだろう・・・。
盛りだくさんで、テンポよく、ちょっと疲れました(苦笑)
少年の成長物語としては、特に新鮮な感じはなかったのですが。
歌はどうだったのだろう。あまり歌う意味はないような、でも最近多い気がするけれど、流行かな。
何か辛口ですね。
歌のタイトルは知らないものもありましたが、聴いたことはある曲ばかりでした。70年代のロックとポップスですね。
あ、でも「天国への階段」のシーンは歌で表す良さがありました。あのシーンは台詞より歌で心情が伝わるシーンだったと思います。

Wキャストでしたが、何となく同じ様な雰囲気の人が演じていたように思いました。
それとも、似せて役つくりをしたのかな。
ライフの人とそうでない人という組み合わせが多かったですが、結構ライフでない人を新鮮に感じました。



ヒースは落ち着いた感じの大さんより、若い感じの林剛史さんがあの役に合っているように思いました。
大さんは上手いなーと思ってしまいますが、林さんの方が苦悩とかがマジに感じられるという。

イーヴの中川真吾さんはなんとなくぽわーんとした感じがとっても可愛かったです。
松本さんはあのくるくる巻き毛のためか、始めはエーリクと被ってしまいました。
でも、3回目に観たときは、あ、違うと思いました。自分の気持ちがこの劇に入ったのか、松本イーヴが変わったのか。
そうだ、松本さん、誰に演技指導していたのかな。

シャーロットは気の強そうな吉田ママに対して、少し年を取っているけれど、優しそうな多田直人ママがよかったなと。
悲しみが感じられるのは、娼婦のマリアンの時も同じで、多田さんは綺麗でしたね。
吉田さんも綺麗だけれど、プライドが高そうな女性になります。でも、自分というものをしっかり持って家を出て行ったシャーロットは性格的には吉田ママの方なのかも知れませんね。ヒースへの愛情はあまり感じられなかったのですが、それがシャーロットかも。

一番驚きだったのが、藤原習作さん。
始めに威厳のある父親を見たので、違うチームの女性役が想像出来なかったのですが、見事に女性でした。
ヒースの叔母さん役は本当にこんな人いる、というくらい女性でしたし、ボリュームのあるルシンダもお色気たっぷりで魅力的でした。
石飛さんは想像通りで、ちょっと私としては面白い方に個性が強すぎるので。
藤原さんの変身の見事さに感心しました。

インディアンも曽世さんの感じはどこかでも見たような・・・・って思ってしまいました。飄々としてほのぼのしていた佐藤滋さんもよかったです。

スウェナは、もう文句なく及川さんですね(笑)
久し振りのヒロイン役は気合が入っていました。
子どもから大人になる変化も大きくてはっきりわかりました。
というか、伊礼さんの方は何故同じ衣装と髪型なんでしょう。変化が感じられないのはこれでは仕方ない、と思いました。
初日しか観ていないので、あの後変化はあったのかな。
男優役はよかったですね。

そういえば、チラシで出演者を見て覚えるようにしていたのですが、実際に舞台を見たらよく分からなくて。
終わってまたチラシと見比べたも、誰が誰だかよく分かりませんでした。
新納さんが始めてライフに来る時、劇団員紹介の写真を見て覚えて来たのに、分からなかったと言うのと同じかなーと思ってしまいましたが・・・・。
特に、中川さんは、イーヴ役でない時にどこに出ているのは1度目は分からなくて、真剣し探してしまいました。
髪型が違い帽子を被っていたからでしたが、随分イーヴと印象が変わりますね。
イーヴは本当に可愛く子どもでしたが、普通に青年でした。


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